詩篇 101

1主よ。あなたがどんなに恵み深く
公正なお方であるかを、ほめ歌います。
私は潔白な道を歩もうと心がけていますが、
神の助けなしには何もできません。
特に、御心にそった歩みをしたいと
せつに願う家庭の中でこそ、
助けていただきたいのです。
卑しいものを退け、あらゆる不正を憎んで、
それにかかわることがないように助けください。
いっさいの自己中心を捨て、
すべての悪から遠ざかります。

陰で隣人を中傷するような人間には容赦をしません。
また、人々のうぬぼれや思い上がりも
黙って見てはいられません。
神を敬う人こそ真の英雄と考えて、
私の家へ招きます。
身も心も潔白な人だけが、
わが家の召使となれるのです。
うそを言ったり裏切ったりする人を
泊めることなどいたしません。
悪人を追い出して神の都を守ることが、
私の日々の務めなのです。